どうも皆さんお久しぶりです、すぺらびです
今回は重要なお知らせがあります。端的に言うと太鼓さん次郎の創作譜面の配布を一時中止します。
なぜ配布中止になったのかを今から解説します
1.JASRACからメールが来た
4月11日、専門学校の1限が終わって休憩時間に入った後、スマホの電源を入れると1通のメールがうp主のGmailに届いていました。送信元はuploader.jp、うp主が創作譜面の配布で使っていたアップローダーレンタルサービスです。
2022年の10月くらいからレンタルしているアップローダーにファイルがアップロードされると登録しているメールアドレスに通知が入るようになっていました。「あれ誰かがアップロードしたのかな?」と疑問に思いつつGmailを開いて内容を確認してみました。
内容は要約するとJASRAC(日本音楽著作権協会)からで「譜面のzipフォルダに入っている音源ファイルも権利侵害になるからアップローダーに投稿していた期間分の使用料を払ってね」という文言が書かれていました。
最初見たときは「なんだこれ詐欺メール?」って思い調べて分かった限り本物でした、詐欺だとおそらく「このメールの受信後5日以内に清算して今後利用する場合申請手続きしろ」って回りくどい手段やらないと思います。
2.J-WIDでどの曲がアウトなのか調査
専門学校の授業が終わって帰宅後、私は早速J-WID(JASRACで管理されている楽曲を検索するデータベース)を使ってどの曲がアウトなのかを調べ始め、そのうちJASRACで全体or一部が管理されている楽曲が計34曲ありました。
譜面を配布していた期間は長くても2年2ヶ月で請求額を一度試算したところ10万は超えていませんでしたが少なくとも5万は請求されそうです(ただ「音源ファイルを誰でもダウンロードできるようにインターネット上にアップロードする」ということがJASRACの管理分野のうちどれに分類されるのかが不明瞭なため減額されるかもしれません)
無視したら裁判とかさらに面倒なことになると思うからちゃんと申請してお金払います・・・
それでアウトだった曲は配布開始から今月(2024年4月)までの利用期間を申請、請求額と支払期限におびえる日々が始まります・・・
ちなみにアニソンやポップス系の曲は全滅、ボカロ曲とゲーム系音楽はアウトなヤツとセーフなヤツがあります、そのためアニソン・ポップス系を中心に配布している人はご注意ください。
3.これからの活動について
まずはJASRACに
- 「音源ファイルを誰でもダウンロードできるようにインターネット上にアップロードする」ということはJASRACの管理分野のうちどれに分類されるのか
- 音源ファイルがアップロードされていたサイトを4月で削除した場合5月から別で新規に申請する必要はあるのか
- その他いろいろ
を聞いてみることにします。
また落ち着くまで創作譜面の配布を中止いたします。1回落ち着いたらまた創作譜面の配布を再開します、予定日はまだ確定していませんが決まり次第ご案内いたします。
再開後に配布予定の創作譜面は以下の通りです
- 東方プロジェクト関連の楽曲(二次創作が常識の範囲内であればOKのため)
- パブリックドメイン=著作権が消滅している楽曲
- 自作の楽曲(作れたらの話ですが)
- 一部の音ゲー楽曲(チュウニズム・BEMANI系列など)
- 魔王魂・DOVA-SYNDROME等フリー音源サイトで配布されている楽曲
またJASRACに怒られたくないためアニソン・ポップス系・ボカロ曲はYoutubeでの公開にとどめます。(Youtubeに投稿するだけならOKらしい)
4.うp主からのお知らせ
JASRACで管理されている楽曲の創作譜面の再配布はご遠慮いただきますようにお願いいたします。
いつJASRACから怒られるか分からない=数年経過して急に来るかもしれないため高額なお金を払いたくなければ配布しない方が賢明です
すでに再配布している方は削除または配布所自体の閉鎖をお勧めします
JASRACで管理されていないもしくはJ-WIDに存在していない曲も他の著作権管理団体で管理されている場合があります、そのため再配布は自己責任でお願いいたします。
もしJASRAC以外の著作権管理団体から怒られてもうp主は一切の責任を取りません、ご了承ください。
以上。すぺらびでした